2011年6月24日

寝不足の極み

夜勤明けで起床後24時間以上経った状況で、文章書いたらどうなるだろうと思ってやってみたのだわー。
瞼が半分どころか3割しか開いてない状況でやってみるという面白さ。
なんにも考えずに書き始めて、全部その場の思いつきだけで書いてみるという実験。
というか眠すぎて深く考えられないだけの話ではありますw

で、その結果をネタが無いから載せてみます。
頭働いてないので酷いことになってても気付けないんで、あとで寝たあとに読み返すと穴を掘りたくなるかもしれませんw
まあそのときはそのときです。
れっつとらーい。

↓↓↓






暑い。
暑くてたまらないと思った。
セルゲイは暑くてたまらなかった。
もう外はこんなに暗いのに、何故こんなに暑いのか、そして何故こんなに湿度が高いのか、セルゲイにはわからなかった。
じっとりと汗をかく。
かれこれ8時間は列車に乗っているだろうか。それでもなかなか終点には至らなかった。 
列車に空調設備はあるが、どうやらこの国では電力が足りていないらしい。大停電を避けるため、極力電気は使わないようにしているらしかった。
セルゲイの知識では、この暗くジメジメとした国は豊かな先進国であったはずだ。それがなぜこんなことになっているのか。それは電気のことだけではなく、この纏わり付くような昏さにも言えた。
数年前に起きた大きな地震だけが原因ではないように思われた。
汗が気持ち悪い。

ふと気がつくと、セルゲイは自分が居眠りをしていたことに気がついた。ガタンと揺れて気がついた。
列車はいつの間にか、終点を間近に控えていた。
車窓から覗くと、空は薄明の頃だった。東にはプレアデスが顔をのぞかせている。故郷ではもっと南から低く昇ってくることを思い出し、ずいぶんと遠くへ来たことが実感された。
そしてそこになにか期待のような、淡い気持ちが生まれていることを、セルゲイはこの国に来て初めて感じていた。

終点は「クマモト」と言った。
長い旅路の終着点は、何の変哲もない地方都市に見えた。
しかし同時にセルゲイは、この地に言い知れぬ力のようなものを感じていた。それが何なのか、確かめてみたいと思った。
長い旅路だった。

夜明けの街は、何かを始めようとしている。
人々は動き始める。
エネルギーが、静かに巡る。
歩きながら感じた。この街は、なにか違う。

セルゲイは長旅の疲れも忘れ、歩いた。信じられないくらい歩いた。
そうしてやがて、街を離れ、緑を掠め、山を越えた。川も越えた。
ひどく田舎だった。
もう2日は歩いたはずで、セルゲイの脚は休ませろと訴えている。
珍しく、本当に珍しいことに、セルゲイは願いを聞き入れた。
「しばらく休もう。」

公園があった。
公園とはいっても遊具の類は朽ちたブランコくらいのもので、その他にはベンチしかなかった。
いや、まだあった。
ちがう、いた。
ベンチに何者かがいた。
何者かは、とても不思議な空気をまとっていた。
まだ少しあどけなさが残っている、女の子。
一回りくらい年下ではないかと、なんとなく思った。
彼女はベンチに腰掛け、穏やかな表情でどこかを見ていた。
セルゲイはゆっくりとその女の子へ近づいていった。
「こんにちは。」
声を発したのは女の子だった。
どこかを見たまま、微笑んで、そしてセルゲイに発した。
もう距離は5メートルほどにまで近づいていた。
「こんにちは。」
セルゲイはいつこの国の言葉を覚えたのか、憶えていなかった。
憶えていなかったが、それはとても重要で、なにか世界を揺るがすような錯覚すら覚える。
しかしそれどころではなかった。
5メートル先には、女の子がいた。

女の子は、「さえ」と言うらしい。
それが姓名どちらなのかはわからなかったが、セルゲイにはどちらでもいいことだった。彼女はさえなのだから。
ベンチには二人分の背中があった。
風が吹いている。
さえの持つ空気は、穏やかで、静かで、強く、寛容だった。
セルゲイは、彼女には許してもらえそうな気がした。
なにを許してもらえるのかはよくわからない。覚えていない。気づいていない。
長く話した。

空が茜色になる頃、さえは帰った。
セルゲイは、帰ることが出来たと思った。
そうして二人は、帰結した。

セルゲイの脚は、明日も歩けると、そう言っていた。
むしろ、走れそうな気がした。
さえは強かった。
明日はなにが待っているだろう。





これでまさかの1/4章なので、今後発展する可能性が残っているというw
なにも考えてないけどw

2011年6月23日

『嫌われ者の流儀』

書評、というか感想。

先日収監されちゃった堀江さんと、茂木さんの対談本
『嫌われ者の流儀』
です。

収監されちゃうために出頭した現場にお見送りに行きまして、しかし圧倒的な人の壁と自らの低身長が故に一瞬だけモヒカンが見えただけに終わりましたw
塀の向こう側でも元気にやって欲しいなあ、なんて思いながら、帰りに買ったのが本書。
合わせて『儲けたいなら科学なんじゃないの?』も買ったのですが、そちらはまだ未読なので近いうちに読もうと思います。

んで、たった今読み終わった『嫌われ者の流儀』。

やっぱこの二人すげぇわ……と素直に思います。
凄く理路整然としていて合理的なんだけど、情熱が溢れている感じ。
何がしたいのか、どうしたいのかが強くて明確でブレない。
高みにいるなあと。

どうも私の場合、まだ何がやりたいのかよくわかってないところがあって、情熱とか湧いてこないなあという感じなのです。
そういう点で、うらやましい限りだし、自分も何か見つけたい。
あれだけ真剣に打ち込めて語れるっていうのはカッコイイですね。

話の中で、「嫉妬したことはない」と、お二人とも意見が一致していましたが、どういうわけかこれは私も同じなんですよね。
もしかして、はっきりした情熱がないからなのかとも思いますが、積極的な気持ちで「いいね、うらやましいな」と思うことはあっても、消極的に「妬ましい」と思ったことってないんですよね。
だから、何度も触れられていた「目立つ奴を引き摺り下ろそう」と考える人が多いということがよくわからない。
マスコミとか見てて、そういうことが頻繁にあることはよくわかるんですけど、なぜそういう発想になるのかがよくわからない。
「肥後の引き倒し」なんていう言葉があったりする我が故郷ですが、どうもこの習性には当てはまらないようですw
ただまあ、うらやましいと思っても「ならば超えてやる」という気持ちに至らないのは情け無いのですが。(/´△`\)

それで、この本を読んでいると勇気をもらえるような印象を受けます。
「やったっていいんだな」という感じで。
終わりに登場した「新しい研究機関」というのもワクワクしますね。
実現したらさぞ素敵な場所になるでしょうし、必ず日本にいい効果を生むでしょう。

今後のお二人にも要注目です。

私もなにか、見つけたいなあ。
それから、自分の頭で考えていきたいなあ。
何がほんとうに幸いなのかが重要ですね。

おすすめの本です。

2011年6月19日

コミュ力

ふと思ったんだけど、私コミュ力低いんじゃね!?

ていう。

今までほとんど気にしたことなかったんだけど、もしやそうなのではないかと。

ただ、それにもいろんな種類があると思うわけでして、私の場合はなんというか、一言で表現するのは難しいんだけど…
マイペース過ぎるのかもしれない、のか?w

たとえばそう、自分から誰かと仲良くなろうとして頑張って話しかけるとか、そういうことがないとか。
普通に自分のペースで生きてて仲良くなったらなったでいいし、ならなかったらならなかったでいいし。
だから基本的に、初対面の人に自分からアプローチすることってほとんどないような気がします。
でもそれは相手が嫌いとか、仲良くなりたくないとかではない。
そもそも「嫌いな人」ってこの世にほとんどいないし…

ある意味「どうでもいいや~(´ω`)」と思っているとも言えますw

あと、会話が「必要」だとあんまり感じてないのかもしれないです。
よく「沈黙が耐えられない」ていう人がいますけど、そういう感覚がさっぱりなくて。
友達であっても、会って間もない人であっても、たとえば二人きりで沈黙する時間があっても何も苦にならないというか、それはそれでいろいろ楽しかったりするんです。
もちろん話したいことがあったら話すんですけど、とくにない場合は(´ω`)てなってなんだかんだと考えてたりします。

で、そんな私は職場で上司から「もっとみんなに話しかけようよ」て言われたりしてw
「みんなと仲良くなった方が楽しいでしょ」ということで、まあたしかにそうなのだろうとは思うんですが、かといって無理にそうする必要があるようには思えず…
悪い関係だと仕事に支障をきたすから面倒でしょうけど、そうでないなら何でもいいような。
だから無理に話題を捻り出して仲良くなる意味がよくわからないんですよね。

しかしそれは既に書いたように、仲良くなりたくないとか、マイナスの思考があるわけではなくて、なるようになればいいんじゃないのかなーと思うだけで、という。

まあ逆に言えば、相手が気まずいかもしれないと慮って話を作るってことをしないということなので、ひたすら自分のペースで生きているのかもしれないです。

自分自身からするとごく自然な状態なのですが、世の中から見るともしかしてコミュ力低いのか!?
と、最近初めて思い至って「エウレカ!」と叫びそうになった感じですw

世の中は発見に満ちていますね。(´ω`)

というわけで、多様性のある世界の一片を垣間見るエントリーでしたw

2011年6月16日

今日の社食

今日のお昼、社食での出来事。

【登場人物】
JJ・・・半年先輩(主人公)
Fts・・・直属の上司
M・・・先輩
私・・・私



弁当を引っさげて席を確保し、先輩方を待つ私が一匹。
しばらくして、社食のメニューをお盆に載せてやってくるお三方。

JJはカレーが大好き。
社食ではいつものようにカレーを食べる。

Fts「またカレーw」

JJ「そうです(キリッ」

という会話が常であった。

だというのに、なんということだろう、お盆の上にはマーボー丼。

Fts「カレーじゃ・・・ない・・・」

JJ「・・はい」

Fts「なにやってるんだよ!」

JJ「あ、いえ、カレーはいつでも食べられますが、マーボー丼は今日しか食べられないので」

Fts「そんなこと関係ないだろう!お前のカレーへの思いってそんなものだったの(・ω・`)」

JJ「え・・いやそんな」

Fts「見損なったぞー」

JJ「そんな」

M「もう今日でカレーは卒業だな」

Fts「そーだよ」

JJ「いや卒業とかそんなわけじゃなk」

M「カレー買ってる俺が馬鹿みたいじゃないかー」

Fts「もー明日からカレーくっちゃだめだからな」

JJ「いやもう食べないなんて言ってないじゃないですk」

Fts「だめだよー」

M「カレーに失礼だろう(´・ω・`)」

JJ「いy・・・」

M「『わたくしはカレーを卒業しました』ってみんなにメールしとかないと」

JJ「っrふぇ」

Fts「あれだ、今度の会議でちゃんとみんなに報告しないと」

M「議題にw」

Fts「で、おまえ来週弁当ね」

JJ「いやそれは」

M「がんばれよー」

JJ「 ・・・・


―――


そんな様子を私は

(´ω`)

と見守っていた。

JJ、ナイスキャラ。

和やかなお昼の風景である―

END

2011年6月13日

梅雨だのう

ブログに書くネタがない生活なう。(´ω`;)

とりあえず先週はずっと夜勤でして、朝から昼過ぎまで寝て、その後出勤。
夜通し仕事して帰ってきたら、昼頃から夕方まで睡眠をとって、また朝に寝るという生活でした。
突然夜行性な生活だったもんで、繊細な私は体調とか崩しちゃうかも><
なんて思ってたら、ぜんぜんそんなことはなく。
昼だろうが夕方だろうが、どんな時間帯でもぐっすり眠ることができる程度の能力が備わっていたみたいで、体調はすこぶる良好。
これが出来ない人は辛いらしい。

なんか、案外タフなところがあるかも…
そもそも体調を崩すことがほとんどなくて、夏バテも経験したことないし、暑くても風引いてても食欲は衰えなかったりとか。
たぶん、よく眠てよく食べて適度に運動してたらそうそう体調は崩さないものだと思うのですが、それを支える楽観主義と鈍感さが私の強みなのかもしれないなあ、なんて思います。

あとそれに関連して、かどうかはよくわかりませんが、夏が好きだったりします。
どうも周りの人の多くは「暑いからムリポ。('A`)」というパターンなのですが、私は好きなのです。
寒いより暑い方がぜんぜんいい。
ここらへん、夏バテを未経験だからなのかもですが、もうひとつ重大なファクターがありまして。

日本の夏、妄想の夏。

(*ノノ)

つまり、そういうことです。(´ω`)

想像上の夏があまりにもキラキラしていて、妄想だけでひと夏過ごせるよね。
ね?

爽やかな風が吹き抜ける草原に立つ制服姿の女の子(ロングヘアー)が、ふとこっちを振り向いて笑顔だったりなんかして。
夏祭りに、普段活発で男っぽい服ばかり着てる幼なじみの女の子が浴衣で現れて、ちょっと照れた表情になったりなんかして。
海が見える瀬戸内なんかの駅で、気になる女の子と偶然2人きりになって、話しかけるか迷っていたら向こうから話しかけてきて、思ったより盛り上がったりなんかして、そのうち気がついたら夕方になってて、夕日が海に赤くキラキラ輝いてるのを見てたら、ちょっといい雰囲気になったりなんかして。

どうしようリア充だ。(*ノノ)

まだ梅雨だというのに妄想は溢れかえっていけません。
いろんなパターンが湧き上がるので。
朝ですよこれ書いてるの。7時台ですよ。
余裕の駆動力。

ほんと、一度この辺の妄想を取りまとめて作品として昇華させたらいいかもしれないとさえ思いますね。
全部よくあるネタなので面白みはないけど自分でニヤニヤしながら書くだけなら。
社会人になって何故か高専時代よりも自分で使える時間が増えたので、やれないことはないかもよ。

朝から変態性の発露でした。

2011年6月5日

夜勤が始まりますよっと

先輩たちと松屋に行ったりした先週。
大盛りを頼んだもののちょっと足りなかったかなあ。

そのうち二郎に連れて行かれそうな感じです。

んで、仕事ですが、明日からついに夜勤が始まります。
18~9時ですからねえ。
長い夜になりそうです。

で、この土日は対夜勤生活ということで夜更かし三昧。
このあとは朝までヒトカラしに行ってきますw
何曲歌えるかなあw

遠藤さん強化DAYね。