前の記事の続きが書けていないけれど、こっちを書きたい気持ちが盛り上がったのでちょっと脇道に逸れてみる。
2014年10月25日、もうわりと長いお付き合いになるフォロワーの神楽坂つむり氏が主催するアワイチ(淡路島一周)に参加してきた。
主に関西圏から剛脚達が集まる恐ろしいオフ会である。
例によって前日が夜勤明けだった私は、仕事が終わると自宅をタッチアンドゴーして新横浜駅へ向かった。
毎度のことすぎる。
まずは大阪にある民宿つむりで一泊させてもらい、翌朝から淡路島へ向かうという予定。
夜勤明けでびっくりするくらい眠いことに加え、アワイチ当日も朝5時過ぎには起きないと間に合わないというつらいつらいスケジュール。
過去に2度お会いしたフォロワーのこーへーさんも後から民宿つむりで合流する予定だったのだけれど、そもそも睡眠不足マッハである私は可能な限り寝ておかないとまともに走れなくなってしまう。
申し訳ないけれど、つむりんが全裸でお風呂に入っている間に私はお布団に入らせてもらった(全裸ではない)。
なんか夜中に人数が増えてる気配を感じたものの……( ˘ω˘ )スヤァ
翌朝。
必要最低限の睡眠は確保できた感触を得つつ、むくりと身体を起こした。
わあ!こーへーさんだ!
ここで初めてご挨拶w
どーもどーも1ヶ月ぶりです。
私、つむりん、こーへーさんの3人で吹田駅へ。
ここから輪行で明石駅まで参る。
途中、有名人のエリートさんと初対面。
しかし圧倒的コミュ障を発揮するぼく。
ア……ア……
わりと申し訳ない。
明石駅につくと、なんだかそれっぽい人たちがうようよしていた。
ついに始まってしまうのだなと感じた。
明石から淡路島までは、フェリー(ジェノバライン)で移動する。
高速船と謳っているだけあって、とんでもないスピードで駆け抜ける。
甲板(?)に居たので最高に寒かった。(なお帰りはさらに寒かった)
ガチカメラクラスタであるところのこーへーさん。
密輸業者か何かかな?
さて、無事に淡路島へ上陸し、スタート地点に。
参加者28人(だったような気がする)が一堂に会し、ブリーフィング。
この人数をまとめるつむりんの手腕には脱帽であった。
さすがに28人いっぺんに走るわけにはいかないので、5人ずつくらいのグループにランダムに分かれ、数キロ先のコンビニまで走る流れ。
この数キロでお互いの実力をなんとなく察し、その後のグループ構成に役立てようという狙いだったらしい。
私はうんこ貧脚クソ野郎なのでそもそもこの数キロですらついていけてなかった()
がんばればついていけるけれど、そんなペースで100km以上走るのは絶対に無理なので、すでにここで諦めモードである。
もともと他の方々についていけるわけはないと的確な判断を下していた私は、オフ会とは言え早々にぼっち走行をキメ、序盤からショートカットする気満々でいた。
しかし予想外の展開というか、皆さんホントに優しい方たちばかりで、ちんたら走る私に合わせてくれるグループが作られてしまった。
犬速さんを先頭に、なんとかペースを守れる30km/h巡航で引いてもらう。
有難いやら申し訳ないやらで頭のなかぐちゃぐちゃしながらも遅れないようにするだけで必死だった記憶。
ただ、登りではどうしても遅れてしまう。
もう皆さんどうぞ先に行っててくださいという気持ちが正直なところではあった。
(なお最後までずっとそうだったもよう)
でもせっかくのご厚意なのでショートカットも止めて、金魚のフンよろしくひっついて走り続けた。
で、なんか淡路島の南東のとこ?一番登ってるとこ。
そこの登りをなんとかクリアして、死にそうになりながら下りに入ったところで、なんとわたくし落車芸を披露することになってしまった(´◔‸◔`)
その瞬間の記憶はもうあんまりないから具体的に何が直接原因だったのか思い出せないのだけれど、たぶん落ち葉か小枝かなんかそういうものに下りカーブで遭遇して、アレがアレしてアレだったみたいな感じだと思われる。
転倒の寸前で「あ、これアカンやつやんけ」って思ったことだけは覚えている。
いい感じにアスファルトですりおろされた。
幸いなことに身体は多少の擦過傷と打撲程度で済み、自転車も走行不能になるような不具合は出なかった。
自転車に関しては直後を走っていたガイさんが圧倒的な手際で調整してくださったことも大きい。
頼もしすぎる……
本当にありがたい。
ただまあ、やっぱりジャージはダメージを負った。
そに子ぉおおおおおおおおおおあ
めっちゃ可愛いジャージだったのに無念。
でも長袖だったから怪我も軽度で済んだという話で、そに子が身代わりになってくれたのだと考えると頭が上がらない。
そしてもう一つの、これが最大の被害だったんだけれど……
/(^o^)\
これ、しばらく後になってから気づいたんだよね……
ウケる。
ちょうど転倒した側(右)の背中ポケットに入れていたための悲劇。
数日の間、ものすごく見づらいiPhoneを使うことになってしまった。
(動作は完璧だったからある意味耐久性は高い)
さて、さて。
気を取り直してまた金魚のフンを必死にこなし、ハンガーノック直前でお昼休憩の場所となっていた福良港に到着。
昼飯だぁ!
穴子のなんか一本天ぷらにしたやつが乗ってる丼。
うますぎる……
昼飯の後は、北上する方向に進む。
ちゃんと一周するにはまた海沿いをアップダウンしながら進むことになるのだけれど、これ以上に登りなんかやってたらゴールが何時になるやらといった脚の具合だったので、ショートカットすることに決定。まあ、もともとそのつもりだったけれど。
他にもお二方ショートカット組がいらっしゃったので一緒に走らせてもらった。
が、当然ながらスーパー貧脚クソ野郎の私とは違ってちゃんと走れる方々で。
「明日レースなんで温存しようと思って^^」
「(´◔‸◔`)??????」
ちょっとよくわからない。
というわけで、前半までとさほどペースも変わらず、ついていくだけで精一杯という修行が継続されることに。
3人だから先頭交代したいところだし実際何度か先頭にも出てはみたけれど、あっという間にペースが落ちるのであまり意味が無い……
申し訳ねえ……
……
淡路島の西側を走る通称サンセットラインを走っていたころ。
なんだか後ろからヤバそうなプレッシャーが近づいてきていることに気づく。
あ、あれは……っ!
と思っているのも束の間、とんでもねえ速さで追い越していく2台の自転車が。
す、スク水さんだ……(もうお一方はどなたかわからなかった)
「あっという間に見えなくなる」というやつを目の当たりにしてしまったのだった。
こわすぎる。
その後も主にETTメンバーで構成された集団にぶち抜かれ、ガチ勢の片鱗を感じる貴重な体験となった。
私はといえば、もう無理もう無理と半泣きになりながら残りの行程をなんとかこなしたのだった。
ゴールだよ!
走行距離は135km、アベレージは25km/hちょいだったかな。
他の集団の方は軒並み30km/hオーバーだったということだから、理解の範疇を超えている。
今回のアワイチは、私のいつものペースの2段階くらい上をひたすら続けないとついていけない感じで、135kmずっと必死の走りというほとんどトレーニング状態。
当然景色を楽しむ余裕とか全くなく、全然写真が撮れていないあたりにその影響が色濃く出ていると言える。
終わってみると楽しかったことになっているいつものパターンなのでよかったのだけれど、一体何をやっていたのかという気もしてくるw
落車で心配やらご迷惑やらおかけしたり、何人もの方に引っ張ってもらったり、あとコミュ障全開だったりと全員に土下座しないといけない一日でもあった。
みなさん本当にありがとうございました。
打ち上げ(?)ではびっくりドンキーで450gのハンバーグをご飯大盛りにして食った。
メニュー表では1300kcalちょいの表記だったけれど、それでも消費した分はぜんぜん取り戻せていなくて、民宿つむりに帰った後も酒飲みながら食ったり、翌日の大阪ポタでも豚まん食って豚まん食ってたこ焼き食ってとかしてしまった。
どれも美味しかったなあ。
いつもは走るとしてもぼっちだけれど、たまにこうやって複数人で走るのも楽しい。
できればゆるポタを希望したい(切実
また何か機会があれば参加してみるのもいいなあと思っている。